小鬼田平乎の宣ひたるも露知らず

宣わんとやってられんのでね

短歌

尾を引きの

尾を引きの 沈黙のもの 辛きもの 長々し世を 独りかと嘗む 尾を引きの沈黙のもの辛きもの長々し世を独りかと嘗む 本歌:柿本人麿/小倉百人一首第3番/『拾遺集』恋3・773

顕在化

顕在化 例外処理も 儘ならず バグか否かも 未だ理解らぬ 顕在化例外処理も儘ならずバグか否かも未だ理解らぬ

五月蝿いと

五月蝿いと 煩い人の(わずらいびとの) 耳の穴 掻っ穿ったる 我が名はreaper 五月蝿いと煩い人の(わずらいびとの)耳の穴掻っ穿ったる我が名はreaper

花冷えて

花冷えて 此の世も冷えて 底冷えて 天日子出づる アマビエと成し 花冷えて此の世も冷えて底冷えて天日子出づるアマビエと成し

張り過ぎて

張り過ぎて 螓来にけらし 支路絶えの 転を振るてふ 天の加護さえ 張り過ぎて螓来にけらし支路絶えの転を振るてふ天の加護さえ 本歌:持統天皇/小倉百人一首第2番/小倉百人一首第/『新古今集』夏・175 螓(なつ)=ししむし kotobank.jp

痴は破る

痴は破る 深みも知らず 何方側 絡繰り無しに 不見括るとは 痴は破る深みも知らず何方側絡繰り無しに不見括るとは 本歌:在原業平朝臣/小倉百人一首第17番/『古今集』秋・294

牡丹咲き

牡丹咲き 夜舟涼むや 萩の花 北窓詠む 月も知らずと 牡丹咲き夜舟涼むや萩の花北窓詠む月も知らずと

名残惜しき

名残惜しき 佐世保の夜の 祈りにて 吾は今年の 矧ぎの戌なり 名残惜しき佐世保の夜の祈りにて吾は今年の矧ぎの戌なり 本歌:藤原基俊/小倉百人一首第75番/『千載集』雑・1023

柵も

柵も 失うモノさえ 有りもせず 泡沫なりて やがて消え逝き 柵も失うモノさえ有りもせず泡沫なりてやがて消え逝き

阿房とて

阿房とて 悩みの内を 比ぶれば 夢幻の 如くなりけり 阿房とて悩みの内を比ぶれば夢幻の如くなりけり

訳も無く

訳も無く 理由さえ無く 涙々と 流し賜えや 穢れし世をも 訳も無く理由さえ無く涙々と流し賜えや穢れし世をも

悪くない

悪くない そう呪ひを 幾度なく 唱えたりしも 足りる事無く 悪くないそう呪ひを幾度なく唱えたりしも足りる事無く

みちすがら

途次 話違いて 戸惑いて 辻褄合わせの 道とは知らず 途次話違いて戸惑いて辻褄合わせの道とは知らず

世の中よ

世の中よ 道こそあれど 思いせず 夢の奥にも 然ぞ見付かる 世の中よ道こそあれど思いせず夢の奥にも然ぞ見付かる

彼此と

彼此と 言うは簡単 何事も やらぬ者ほど 愚かなりけり 彼此と言うは簡単何事もやらぬ者ほど愚かなりけり

ばかはばか

ばかはばか ゐわぬがはなと つゆしらず おもへばすぐと きづきもせずに ばかはばかゐわぬがはなとつゆしらずおもへばすぐときづきもせずに

共感

共感も 何処吹く風と 吹き遊び 骨身凍み入る 風の随に 共感も何処吹く風と吹き遊び骨身凍み入る風の随に

共感

共感も 何もかもをも 捨て去りて 何を残すか 何も残らず 共感も何もかもをも捨て去りて何を残すか何も残らず

しけいにしょす

なにもかも ことばじりさえ かたきとて しけいにしょすと じゆうをたてに なにもかもことばじりさえかたきとてしけいにしょすとじゆうをたてに

噛み締める

噛み締める 運が良いとか 悪いとか 刻む暦に ただ宵流る さだまさし「無縁坂」より 噛み締める運が良いとか悪いとか刻む暦にただ宵流る さだまさし「無縁坂」より

啀み合うなら

そんなにも いがみあうなら ちゃっちゃちゃちゃ ころしあえたら いいんじゃねぇの? そんなにもいがみあうならちゃっちゃちゃちゃころしあえたらいいんじゃねぇの?

しをはやみ

しをはやみ かべにもたるる せきべつの ちりてもすゑに さかむとぞおもふ しをはやみかべにもたるるせきべつのちりてもすゑにさかむとぞおもふ

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